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VHSダビング


カビの生えてしまったテープの見分け方

2010.03.16

「録画を行ってから何年も保存していたVHSテープをDVDに録画しなおして保存しておきたい」

そんな時は一度、保存しておいたテープのコンディションをご確認ください。

 

 

ビデオテープの覗き窓からテープをご覧いただき、粉状の付着物があった場合、テープ自体に「カビ」が発生している可能性があります。

 kabi02.jpg

ここで簡単にテープの構造をご説明します。

VHSテープは、基となるビニールテープに接着剤で砂鉄をくっつけている状態になっています。再生時にはビデオデッキの再生ヘッド(読み取り部分)がその砂鉄(磁気情報)から映像情報を読み取ります。

そのテープに「カビ」が生えてしまうと、接着剤が剥がれ、再生する際に砂鉄が落ち、再生ヘッドに張り付いてしまいます。

そうなりますと再生機器が破損してしまう危険があります。

(弊社ではこのため、カビの生えたテープのダビングをお断りさせていただいております)

 kabi01.jpg

また、カビ洗浄を行ってもカビに浸食された接着剤を元に戻すことはできませんので同様の危険性があります。

 

 

 

 


 

そうならない為にも、VHSの保存時にはカビの予防をすることをお勧めいたします。

 

まず、テープの保管場所ですが、高温・多湿・直射日光の当たる場所は避けてください。

ついつい押入れの中や物置などに保管してしまいがちですが、元々ビデオテープはデリケートな物ですので、風通しの良い場所にて行ってください。

 

保管時は、しっかりと巻き戻しをして、横に積み重ねず縦に置いてください。

再生したテープを巻き戻さず、そのまま取り出して保管を行っていた場合、巻き取られずに外気に触れ続けていた部分の劣化が進み、その部分にノイズが乗ってしまう原因になりますので、鑑賞後は必ず巻き戻しを行って取り出してください。

また、テープの横積み保管はケースの変形の原因となりますので、縦置きにして保管を行ってください。

 

テープのメンテナンスとしましては、貴重なテープをカビさせずに保管するため、一年に一度程度、テープの頭から最後まで早送り・巻き戻しを行ってください。カビの発生やテープの張り付きを予防することができます。

 

普段忘れてしまっていても、いざ見ようとした時にせっかくの貴重なテープが見られなくなってしまっていると、とても残念な思いをしますので、一年に一度はテープのことを思い出してあげてください。